シングルファザー生活の始まりはコロナ禍だった
不倫発覚から離婚までの経緯は、また別の機会に書かせてくださいね。
さて、世の中はコロナ禍真っ只中。実母に手助けしてもらいながらの生活でしたが、外出自粛や濃厚接触、クラスターなんて言葉が飛び交っていた時代。
先の見えない状況の中、実母にばかり頼るわけにもいかず、完全ワンオペ生活のスタートを余儀なくされました。
まずやるべきは、子どもの送り迎えができる環境づくり。
会社の近くに引っ越しを決意しました。
部屋探しと保育園探し。2件連続のお断り
引っ越しを決めたものの、そこからが本当に大変でした。
部屋探し、申し込み、審査、契約、引越し。
それと同時に保育園探しも進めなきゃいけなくて、正直、体も心もボロボロ。
実は、部屋が決まるまでに2件、入居審査で断られています。
個人信用情報に問題はないはずなのに…と確認したところ、1件目はほぼ同時申し込みの競争で別の方が選ばれたとのこと。
気を取り直して2件目を申し込んだら、今度は地元の不動産屋さんのおばちゃんから直接、
「ここはファミリー物件なので、“ちゃんとした”家族に住んでほしいんです」って。
こんな時代に、そんな言い方をする人がいるんだと、驚きを通り越して呆れたのを今でも覚えています。笑っちゃいましたね。
シングルファザー、世間の風当たりきっついなぁ…なんて苦笑いしながら、ひとり心の中で緊急事態宣言を発令してました…!!
奇跡の引っ越しと保育園入園
その後、ようやく無事に部屋が決まり、保育園も空きが見つかり、申し込みも完了。
すると、なんということでしょう。
奇跡的に会社・保育園・自宅の動線がスムーズな場所に引っ越せたんです。
これもきっと、ご縁だったんだなぁと。
縁がなかった2件は、きっとこのためだったんだと。
そう思った瞬間、不思議と心がふっと軽くなりました。
※無宗教ですが、こういうの、大事にしたくなりますね。笑
当時の心の内と、今だから思うこと
正直、この頃が一番しんどかったかもしれませんね。
部屋探しも保育園探しも、ひとりで全て背負って決めていくのは、想像以上に心細くて、夜中に子どもの寝顔を見て泣いた日もありました。
夜中にふと この子にとっての幸せってなんなのか。 って考えたりもしました。
幸せな家庭を夢見ていたのに、どうしてこんなことになったんだろうって。
でも、奇跡みたいな縁が重なって、引っ越しも保育園も決まったことで、少し前向きになれたんです。
そしてこの出来事があったからこそ、今、どんな状況の人にも優しくしようって心から思えるようになりました。
まとめ
こうして、シングルファザー生活が本格的にスタート。
不安も孤独もたくさんありましたが、小さな奇跡と優しいご縁に支えられて、なんとか前を向くことができました。
これから、このブログではシングルファザーとしての日常や子育てのリアル、乗り越えたこと、大変だったこと、うれしかったことを少しずつ綴っていけたらと思っています。
読んでくださったあなたにも、もし今つらい状況なら、必ず前に進める日が来るって伝えたい。
無理せず、できる範囲で、自分のペースで。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょうね。
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