子どもとの時間を優先するために。シングルファザーが実践した働き方の工夫

コラム・雑記



シングルファザーとして育児と仕事を両立する日々。保育園に頼る生活は、子どもの心にも身体にも負担が大きかったと思います。それでも当時、できる限りの工夫をして毎日を乗り越えていました。



今回は、「子どもとの時間をどうやって捻出したか」について、具体的な働き方の工夫をお話しします。



働き方の工夫で“ふたりの休日”を作る



シフト制の中で叶えた、平日の連休



私が働いていたのは、定休日のないシフト制の会社。その中で、毎週平日に連休を固定でもらうよう調整していました。




  • 土日は保育園に登園

  • 平日の連休はふたりの時間



こうすることで、土日は保育園にお願いしつつ、平日は誰にも邪魔されず子どもとたっぷり過ごす日を確保。忙しい中でも、子どもとの時間を大切にできたのは、この工夫のおかげでした。



休日の過ごし方は“メリハリ重視”



平日の連休も、ただダラダラ過ごすのではなくメリハリを意識。




  • 1日目は全力でおでかけ
    テーマパーク・動物園・支援センターなど、とにかく子どもの笑顔が見られる場所へ。


  • 2日目はお家でのんびり
    近所の公園や買い物を済ませ、あとはDisney+やAmazonプライムでアニメを観てゴロゴロ。



このバランスを取ることで、お互いの心の余裕にも繋がっていました。



資格取得で収入アップも目指す



子どもの生活を守るために勉強を決意



生活を守りたい、子どもに不自由させたくない。そんな想いから、資格取得で手当アップを目指しました。



当時、6か月間の猛勉強を決意。資格学校には通わず、通信教材と配信講義・テキスト2万円弱で挑戦。



シングルファザーの資格勉強法




  • 寝かしつけ・家事が終わった夜中に2時間

  • 休みの2日目は保育園に無理をお願いし、図書館で缶詰状態



正直、子どもにも負担をかけたし、自分も辛かった。でも「今頑張って、来年の我慢を減らす」その気持ちだけで踏ん張ってました。



結果、一発合格! このときの自分は今でも誇りに思っています。



周りの支えに心から感謝



もちろん、子どもの我慢保育園の協力職場の理解と応援がなければ、資格取得も働き方の調整もできませんでした。



困ったとき、助けてくれたすべての人たち。その優しさと支えには、今でも心から感謝しています。



おわりに



シングルファザーでの育児・仕事・資格勉強は、決して楽な道じゃなかった。でも、工夫次第で子どもとの時間を守ることも、収入アップを目指すこともできます。



もし同じように悩んでいる方がいたら、「自分のペースでいい」「助けてもらう勇気も大事」って、伝えたい。



あなたの毎日も、きっと誰かが応援してくれてるはずです。



そして──ふとしたとき、子どもに「ママがいないこと、寂しくない?」と聞いたことがありました。そのとき「うん、なんで?パパがいるじゃん」と笑ってくれたあの瞬間。あの言葉に、どれだけ心を救われたことか。



だから今も、この日々を選んでよかったと胸を張って言えます。

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