シングル家庭に対する偏見や心配。正直、まったく無かったとは言えません。
でも今振り返ると、自分の覚悟と本気がちゃんと伝わっていたから、大きな不具合もなくここまで来られたんじゃないかなと感じています。
義両親からの衝撃のひと言
余談ですが──離婚することになりそうだと義両親に伝えた時、こんなことを言われました。
「お前、1人で子ども育てられるのか?虐待して施設送りになるんじゃないのか?」
シタ側家族のくせに……と思いながらも、怒る気力も無くて。ただ、静かにこう返しました。
「1人でどうにもならなくなった時は、児童相談所や施設に相談します。
でも、万が一預けることになっても、また迎えに行って一緒に暮らせるように頑張る。
今この子のママがいない状況を、どうにかできるのは僕しかいないんです。だから、僕がなんとかします。」
その言葉に、義両親も何も言い返せませんでした。
それくらい、心は決まっていたんです。
覚悟があれば、なんとかなる
大変なことは今もたくさんあります。
これからだって、きっと山ほど壁にぶつかるんだろうなと思います。
それでも、「子どもを育てるって決めた。絶対に幸せにする」
その気持ちだけは、1ミリも揺らいだことはありません。
もし誰かが同じような状況になった時も、私は胸を張って伝えたい。
覚悟さえ決めれば、きっと乗り越えられるよ
今も日々の暮らしが宝物
今の暮らしも、日々の忙しさも、子どもの寝顔も、全部が宝物。
悩んだり落ち込んだりしながら、それでも進んでいけるのは、大切な存在がいてくれるからなんですよね。
そんな風に思いながら、今日もいつもの時間に布団へ潜り込んでいく子どもに「おやすみ」を言う。
そんな毎日を、これからも大切にしていきたいと思っています。
おわりに
シングルファザーとしての日々には、想像以上の大変さと同時に、何ものにも代えがたい幸せがあります。
もし今、同じように悩んでいる方がいたら──
「大丈夫、あなたなら乗り越えられる」そう声をかけたい。
そして、ふとした瞬間に
「自分にもこんな大切な存在がいるんだ」と感じられる日が、必ず訪れると信じています。
コメント